出典：ドラマー相棒PreSeason2 「恐怖の切り裂き魔連続殺人！サイズの合わないスカートをはいた女の死体・・・」
相棒PreSeason2 (2001年1月27日放送)
「恐怖の切り裂き魔連続殺人！サイズの合わないスカートをはいた女の死体・・・ 」
ゲスト：生瀬勝久 渡辺典子 仲根かすみ
脚本：輿水康弘 監督：和泉聖治
プレシーズン2で登場した亀山薫の大学時代の友人「浅倉禄郎(生瀬勝久)」
優秀な検事でありながら連続殺人犯であったのですが、
この「頭の良い殺人者」と
「亀山薫と奥寺美和子の大学時代からの友人」という
特殊な設定な故、後々も出てきて、相棒前期の立役者になっているキャラクターなのではないでしょうか。
相棒前期の立役者・『浅倉禄郎(生瀬勝久)』の正体がわかる！
女性ばかりを狙った殺人事件が発生。
その頃、生活安全課の角田課長から(この時は眼鏡をかけてない)
薬の売人の張り込み捜査を手伝わされ、張り込み部屋の女子高生「典子」と知り合う。
そして典子の悪仲間のせいで売人を取り逃がしてしまい、追いかけた先の話の中で新たな女性の遺体を発見することとなる。
この遺体のスカートはファスナーが上まで上がっておらず、不自然さを感じる右京。
そして、
この現場で担当検事の浅倉禄郎と再会する亀山薫。
計5人の被害者の女性には接点がなく、犯人像が絞れず捜査が行き詰まる中、
右京はロンドンで起こった「切り裂きジャック」の事件を模倣しているのではないかという仮説を立てる。
その情報をまるで自分の手柄のように新聞記者の美和子に吹聴する薫ちゃん(笑)
翌日新聞に掲載され、それをみた浅倉が特命係の部屋を訪れる。
ここでの右京と薫のやりとりはかなりクスッと笑わせてくれる。
その後、また生活安全課から援交の取り締まりの手伝いに駆り出され、
薫が客を装い待っているとそこに現れたのは「典子」だった。
薫にこってり絞られた「典子」は家を追い出され、薫の家に居候し、
「金が欲しけりゃ汗水垂らせ！」と右京の元妻であるたまきが営む「新・ふくとみ」でアルバイトすることとなる。
典子が相手した人を事情聴取すると、何と連続殺人の2番目の被害者と接点があったのだ。
この5人の共通点は「娼婦」であり、ロンドンの切り裂きジャックも「娼婦」を狙った物であったのです。
依然、サイズの合わないスカートを履いていた事にひっかかる右京。
その話を聞いた典子の「スカート履いてなかったら可哀想」の意見から
スカートを履き替えさせたのは女性ではないかと推測する。
その事がわかったと同時に浅倉検事の秘書・市川麻衣子が行方不明になり、その後車ごと海からみつかる。
自殺かと思われたが右京は納得せず。
そして浅倉に疑いを掛けるようになる。
これにはさすがの薫もブチ切れ！
薫の家で美和子と浅倉で飲みながらも薫はカッカと怒りが収まらない様子。
そこへ帰宅した典子は浅倉を事件のあった公園で見たと薫に伝える。
不安になった薫は浅倉に確かめるが、否定される。
が、
夜遅くになっても帰ってこない典子を心配し、携帯に掛かってきた通話口から聞こえるのは殺人鬼・浅倉の声。
その時、右京のもとには麻衣子が隠していた浅倉の犯罪の証拠が送られてきていた。
典子の居場所がわかり、倉庫に向かうとナイフを持った浅倉の姿が・・・
あまりの変わりように戸惑う薫。
そして
「お前、本当に浅倉か？」と問うと、
その時は一瞬優しく切ない顔で
「そうだよ、大学時代の友人の浅倉だよ」と答えます。
浅倉は母親が娼婦だったようで、
子供の時に母に車に細工して事故死にみせかけて殺してます。
そして、
婚約者も陰で娼婦だったようでこの人も自殺にみせかけて殺している。
そうやって「仮面を被った娼婦」ばかり殺し続けているのでした。
自分が生きている限り「殺し続ける」という浅倉に右京さんは
「もうあなたは誰も殺すことはありません」
その言葉に「ありがとう」という浅倉。
そして
薫・美和子・浅倉の3人が仲良く夜空を見上げていた頃ののシーンが映されると切なさと虚しさを感じました。
土曜ワイド劇場の頃の相棒・豆情報
このプレシーズン２から
・鑑識係・米沢守
(プレシーズン1では監察医役)
・捜査一課・三浦信輔
(プレシーズン1では超タカ派の警部補室谷役)
・生活安全課・角田六郎
が登場します！！
角田課長の名台詞「暇かぁ？」もこの時に生まれてます。
また、
プレシーズン中はたまきさんのお店は「新・ふくとみ」で店内の広さもかなり大きい造りになっています。
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相棒にはこの役者さんも出演していました！
