相棒Season5・第3話(2006年10月25日放送)
「犯人はスズキ 」
ゲスト:斉藤暁 高橋長英
脚本:岩下悠子 監督:森本浩史
今回はたまきさんのお店「花の里」がある町内で起こる事件が過去の事件とリンクするというお話です。
犯罪という名の報復は決して許されるものではないけど子供を守れなかった親の想い、町内会の人達の悔しさが溢れる悲しく切ないストーリーでした。
花の里・たまきさんの日常が見られる!?
町内で殺人事件が起こり、「白坂」という男性がが殺される。
聞き込みで「白坂」と喧嘩をしていたという目撃談などから「スズキ」という人物が浮かび上がるが、誰も彼の住んでいる場所・電話番号などを紛失して分からずじまい。町内会の集会所に住所を書いてもらったノートも盗まれたようだと・・・
更に聞き込みを続けいる時に遊んでいた子供達に話を聞こうと亀山君が近づいたら防犯ベルを鳴らされてしまうのです。
この町では子供には知らない大人が近づいてきたら防犯ベルを鳴らすよう教えられているからであった。
しかし、
3ヶ月前にも町内で空き巣が多発していた事
子供たちの高すぎる防犯意識
それに反して町内会集会所の鍵をかけていない
というチグハグな矛盾に気づく右京さん。
全く「スズキ」という人物が見えてこない中、町の防犯カメラの写真を町内会の人に見てもらいこの中に「スズキ」はいるか捜査一課が尋ねるとたまきさんがコンビニの防犯カメラに写っている人が「スズキ」だと証言。
そしてこのコンビニの防犯カメラで彼が触った商品の指紋を調べたら、なんと3か月前にこの町で空き巣をして捕まった「江島」という男だったのです。そして空き巣に入った家は殺された「白坂」の家でした。
「江島」のもとへ急行するも既に亡くなっていたのです。
この町では24年前、町内会長の小学生の娘さんが殺されるという痛ましい事件がありました。
犯人は捕まらないまま。
そして「江島」が「白坂」の家から盗んだ物の中に娘さんの筆箱やキャラクターグッズが出てきたのです。
そう、24年前の犯人は白坂だったのです。
それを知った会長さんが詰め寄っているうちに白坂を殺してしまったのです。
ですが会長さんを守ろうと町内会のみんなで架空の「スズキ」を作り上げ犯人に仕立て上げていたのです。
架空の「スズキ」には空き巣をしたお金で動く「江島」にやらせていた訳です。
時間を超えて3つの事件が1本の線で繋がった事件。
間近に自分の娘を殺した犯人がいたことに気付かなかった親の哀しさ
当時の犯人捜しの輪の中に犯人である「白坂」がいたことに気づかなかったことを悔やみ会長さんを守ろうとする町内会の人達の思いが胸にきます。
決して許される行為ではないですが、
またいつか町内会の人達の美味しい豆腐屋の豆腐やお茶屋さんのお茶が飲める日が来ると信じる右京さん、亀山君、そしてたまきさん達でした。
ほっこり笑えるシーンに欠かせない亀山VS伊丹(イタミン)
おなじみ!亀山君と伊丹(イタミン)の笑えるやりとり
町内会集会所に先にいた特命係、あとから来た捜査一課伊丹に「特殊なルートとだけ言っておこうか」←たまきさんからの情報ね
「笑わせるな、亀こうが(怒)」
右京さん思わず自転車2人乗りしようとするの巻き~
右京さんを町内会の人が自転車で呼びに来られてつい右京さん荷台に跨り2人乗りをしようしますがふと気づいたのか
「二人乗りはいけません」と降りるお茶目な右京さんでした。
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